フォームライトSLと他製品との比較表 

※フォームライトSLと発泡系プラスティック断熱材・繊維系断熱材の違い
フォームライトSL
発泡系プラスティック断熱材
繊維系断熱材
熱伝導率 0.034w/m.k(公庫区分D) 0.022w/m.k(高性能フェノール
フォーム、公庫区分F)
〜0.040w/m.k(スチレンフォー
ム、1種他、公庫区分C)
0.036w/m.k(高性能24K GW、
公庫区分C)〜0.050w/m.k
(10K GW、公庫区分A)
断熱性 経年変化 気泡内がもともと空気である為
外部空気との置換が起きても、
断熱性の低下はほとんど起こら
ない。 木材等の痩せにも追従し、
(接着及びフォームの伸縮性よ
る効果)、断熱欠損が生じ難く経
年変化も小さい。 接着強度及び
フォーム強度がある為、湿気が
侵入しても垂れ下がりがなく、
断熱性の低下は小さい。
内部発泡ガスが空気と置換さ
れ、断熱性が落ちる


ボードどうしの接合部、及び
躯体との取り合い部は別途
処理が必要。その施工精度に
より経年変化が左右される。
繊維内への湿気の進入により
断熱性が著しく落ちる。
防湿層の施工精度により、経
年変化も大きく左右される。
湿気の侵入により、断熱材が
垂れ下がり断熱性が低下する
気密性 施工密度 自己接着性及び自己発泡力によ
り作業のバラツキによる気密性
のバラツキは小さい。
作業のバラツキにより、気密
性のバラツキが大きい(特に
壁・屋根の取り合い部など)
作業のバラツキにより、気密
性のバラツキが大きい。
施工性 別途、気密施工は不要。
(開口部周りは除く)
別途、気密施工が必要。(ボー
ドどうしのジョイント部、垂木
周りなど)
別途、気密施工が必要。(防湿
シートの設置、コンセントBOX
周りの気密処置など)
防露性 連続気泡の為、湿気は断熱材の
中へ侵入するが、結露が発生し
ても、連続気泡の為、気温上昇に
よりその結露水は湿気となり外
部又は室内に排出される。
素材そのものは独立気泡であ
り、透湿抵抗が高く湿気は通
過し難い。 断熱材内部での結
露は起き難いが、取り合い部
など施工精度に結露の発生が
左右される。
繊維そのものの透湿抵抗は小
さく湿気が通過しやすい。
その為、防湿層の施工精度に
防露性は大きく左右される。
結露が発生した場合、気温上昇
により結露水は湿気となり外
部に排出される。
吸音性 連続気泡による吸音効果接着効
果による床衝撃音の緩和気密性
向上による遮音効果
 ↓
これらの相乗効果を発揮。
吸音効果は低い。接着効果が
なく床衝撃音への軽減効果は
期待できない。
吸音効果は高い。
接着効果、気密効果による相乗
効果は小さい。

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